プラナスソリューションズは、「さくらインターネットの技術力と実績をベースに、新たな可能性を広げる会社」として2018年に誕生しました。
多くのお客様との対話を通じて、個別のご要望により特化したサービスを提供できる可能性を感じていました。
「お客様の多様なニーズに応える、柔軟なシステムインテグレーションを実現したい」という思いが、プラナスソリューションズ設立の原動力となりました。
お客様とともに挑戦し、社員とともに成長する
創業以来、大切にしている想いが二つあります。
一つ目は、お客様とともに挑戦し、歩み続けることです。
お客様の課題解決と成長を継続的に支えるには、私たち自身も現状に満足せず、新しい技術や手法に取り組み続ける必要があります。お客様の成功が私たちの成功であり、次のステージをともに目指すパートナーとして歩み続けられるよう、誠実に努力を重ねています。
二つ目は、「自分も自分の周りも幸せにする」という価値観です。
自分だけが幸福になっても、あるいは自己犠牲の精神で物事をすすめていてもどちらも長くは続きません。自分自身も大切にしながら、周囲と協調し、仲間や家族、お客様やお取引先、ステイクホルダーともよい関係を構築していくことが大事だと考えています。
自分を含むコミュニティが健全に機能している時、ビジネスは飛躍的に加速しますし、周囲のメンバーやお客様との関係もよりよいものになっていくはずです。

技術の進化やビジネス環境の変化が激しいシステムインテグレーション業界において、私たちが目指すのは、社員一人ひとりが高い意欲を持って“自律的に行動する組織”です。
自主性と責任感を重んじ、最後までやり抜くことを大切にしています。
また、変化を恐れず挑戦し、革新的な取り組みを続けることで、価値のある会社であり続けたいと考えています。
データセンター発システムインテグレーターとして追求する最適解
当社の強みは、マーケットインの視点を持ち、コストをはじめとするあらゆる制約の中で「お客様の要望を実現する最適解」を常に追求していることです。それを可能にするのが、ベンダーフリー、キャリアフリー、ロケーションフリーという、しがらみのない当社の環境です。
多くのSIerは、商社系や電機メーカー系などの企業グループから生まれていますが、当社はデータセンターを持つクラウド事業者から生まれたSIerとして、インフラのインテグレーションに特化した独自のポジションにあります。
特定メーカーに縛られることなく、自由な発想で最適な製品や技術を選定することで、時には業界初となる革新的な事例も生み出してきました。今後もお客様と密に対話を重ねると共に、新たな商材を発掘し、柔軟かつ効果的なソリューションを提供することで、最適解を追求し続けます。
日本の重要データを、確実に守る未来へ
私たちが目指すのは、日本の重要なデータを国内で安全に管理できる環境の構築です。
現在、個人情報や機密データを含む多くの日本のデータが、海外のサーバーに保存されています。マイナンバーや健康保険証、医療記録などに代表される機微な情報など、国民生活の根幹に関わる情報は国内で管理するべきであると考えています。

インターネットの利便性を考慮するとすべてのデータを国内で完結させる必要はありません。国の基盤に関わる情報、個人の尊厳に関わる情報については、自国で責任を持って守るという選択肢が、今後ますます重要になると考えています。
そのためにも、さくらインターネットグループ全体のプレゼンスをさらに高め、市場に認知いただける企業になる必要があります。また、地域のSIerや企業との連携を通じて、日本に根ざしたIT企業の力を底上げし、国内のIT基盤をより強固で広範囲なものにしていくことが私たちの使命だと考えています。
海外とも渡り合える、日本の底力を信じて
少子高齢化が進む中、省力化や自動化のニーズは急速に高まっています。ITは、業務の選択肢を広げ、自分の強みを活かせる仕事に集中できる環境を整えることで、一人ひとりの能力をより効果的に発揮させるためのツールだと、私たちは考えています。
システムインテグレーターは、あらゆる業界の基盤を支える立場にあります。この立場を活かし、本質的なIT化・DX化を通じて日本の産業競争力を高め、世界と競争できる状況を整えていきます。
強い個人と、強い組織で、未来を創る
プラナスソリューションズは、社員それぞれが優れた人間性と強い信念を持つ組織です。優れた人間性があるからこそ組織としての力が生まれ、お客様とともに未来を築いていく原動力になると考えています。
これからも社員一人ひとりの能力と自律性を尊重する環境のもと、技術と人の力を信じて、お客様の成功と社員の幸福、そして日本のIT産業の発展に貢献する企業であり続けます。
プラナスソリューションズ株式会社
代表取締役社長 臼井宏典